梅雨の季節到来!湿度調整でギターを守る!
梅雨の季節にギターを守るための対策
こんにちは、ギタリストの皆さん!梅雨の季節がやってきましたね。この季節、湿度の高まりが続く中でギターをどのように保護するかは、私たちにとって非常に重要な課題です。湿度の変化がギター(特にアコギ)に及ぼす影響と、その対策についてまとめてみました。図や表を交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
湿度によって起こる影響
まずは、湿度がギターに及ぼす具体的な影響を見てみましょう。
湿度レベル | 影響 | 詳細 |
20%以下 | 極度の乾燥
(使い物にならなくなる) |
木材が収縮し、異常なほどの順反り、クラック(割れ)や、凹みが発生する。
接着部が剥がれるリスクが高まる。 |
20~40% | 乾燥
(乾燥対策) |
ネックが順反りしやすくなり、弦高が変化する。
木材が縮み、フレットにバリが出たり、浮いてくる。 |
40~50% | 理想的 | ギターの状態を良好に保つのに、適した湿度。
この湿度を目指して、対策して行こう! |
50~60% | 若干の湿気
(湿気対策) |
ネックやボディの膨張が起こる可能性がある。
少し逆反りになる可能性も。 |
60~80% | 高湿度
使い物にならなくなる。 |
ネックやボディが膨張し、弦高が変化する。(使い物にならなくなる)
フレットの浮きや、接着剤の劣化が発生しやすい。 カビも生えてきて、最悪の場合使い物にならなくなる。 |
上記の表を見てわかるように、
湿度が低すぎる場合(乾燥)
- ・ネックが順反る
- ・トップ材にクラック(割れ)や凹みが出てくる。
- ・フレットのバリや、浮きが出てくる。
湿度が高すぎる場合(高湿度)
- ・ネックが逆反る
- ・ボディが膨らむあ
- ・接着剤が劣化する
- ・カビが生える。
大事なギターがこのようなことになってからでは遅いので、早めの対策が必要です!
湿度が高い時と低い時で異なる対策が必要です。それぞれの状況に応じた対策と注意点を見ていきましょう。
湿度が低い時の対策
1,湿度計で、適切な湿度かを確認しましょう。
エアコンの風が直で当たる場所や、直射日光が当たる窓際などには、置かないように気を付けましょう。
・アナログ温湿度計・アタッチメントセット
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2,加湿器の使用
湿度をギターにとって適切な40~50%に保つために、部屋に加湿器を設置しましょう。
3,定期的なチェック
ネックやボディ、フレットの状態を定期的に確認し、必要に応じて調整をしましょう。
もし自分でやるのが不安な方や、やり方がわからない方は、プロに見てもらおう!
もちろんギターワークスでも大歓迎!
・湿度が高い時の対策
1,湿度を調節できるアイテムを使おう。
・調湿機能付きフレットガード
ケースの中を適度な湿度に保つだけじゃなく フレットを保護できるアイテム
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・楽器ケース用調湿マット
お気に入りのケースに貼るだけで簡単に湿度調節!
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2,湿度調整剤を入れたハードケースを使用!
ギターを使用せず保管するときは、ハードケースの中にギター用の湿度調整剤を入れて湿度の上昇を防ぎましょう。
3,定期的なチェック
湿度が低い時と同様、ネックやボディ、フレットの状態を定期的に確認し、異常があれば早めに対策や、メンテナンスをしましょう。
まとめ:対策アイテムを使いながら定期的なメンテナンス!
梅雨の季節はギターに様々な影響を及ぼしますが、湿度が低い時と高い時で適切な対策を講じることで、大事なギターの状態を良好に保つことができます。日々の小さなケアがギターの寿命を延ばし、演奏をより楽しくための鍵となります。
様々な対策アイテムを使いながら、メンテナンスをするのがおすすめです!
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ギターワークスではメンテナンスはもちろん、状態のチェックも行っております!ぜひご相談ください。
この情報が、皆さんのギターライフをサポートする一助となれば幸いです。
では、素晴らしいギターライフをこれからもお楽しみください!
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